東京都練馬区谷原。「ハピネス東京」はここにある。
代表は鎌田ふさこ(カマタフサコ)さん。
40年前にご主人とふたりで結婚相談を始めたそうだ。
10年前にご主人が他界されてからはひとりで活動している。
もちろん、始めたころにはいまのようなシステムはなかった。
なんと成婚した会員には、お孫さんがいらっしゃる方も。
それだけの長きに渡って活動する鎌田さんにお話を聞いた。
まず、結婚相談所を始められたきっかけを教えてください。
鎗田(敬称略。以下、同)
元々、主人が経営する車の整備会社の手伝いをしておりました。
主人の体力的な問題から、整備工場を閉め40年前に結婚相談所を創業しました。
創業して、全国結婚相談協会に加盟しました。二年目に、主人が全国結婚相談協会の会長に就任したんです。
以後10年程前に主人が他界するまで、夫婦で相談所を続けてきました。
その後は、ハピネス東京として、私1人で新たに結婚相談所を始めました。
40年間続けることはすごいことですね。仲人をされる上でのこだわりを教えてください。
鎗田
私は、現在のように料金体系・システムが確立される前から、仲人としてやってきました。
インターネットは非常に便利ですが、本当に人と人の心を繋ぐことはできません。
昔から変わらず、手づくりの仕事による親身なお付き合いを目指しております。
また入会の際は、お客様とお話しさせていただいて、成婚に向け一緒に頑張れる方とだけお付き合いさせていただいております。
昔も今も変わらないことは、直接会ってのコミュニケーションですよね。鎗田さんが仕事をされる中で、嬉しいことや印象に残っていることは?
鎗田
成婚された方から、お子さんやお孫さんの写真であったり、
仲睦まじくやってらっしゃるご報告を受けるとやはりこの仕事をやっていてよかったと感慨深いものがあります。
成婚に至った会員様にはお孫さんがいらっしゃる方もおります。
また会員様とのぶどう狩りや、テニスを通して信頼関係を築き、
今でもいい関係が続いていることが、仕事をやる上で、嬉しいことですね。
会員様にお孫さんまでいらっしゃるのは、すごいことですね。では最後に、これから結婚活動をされる方にメッセージをお願いします。
鎗田
結婚は人生の大事な岐路です。
結婚相談所を選ぶ際やけ結婚をする際、迷った時は、カウンセラーや肉親など、誰でもよいので、
相談しお一人で抱え込まないようになさってください。