東京都杉並区。高円寺に、結婚相談所・ブライダルブリッジはある。
濱正行(ハママサユキ)さん、英子(エイコ)さんが夫婦で経営している。
会員によって必要な関わり方は全く変わってくるため、
会員の個性をいかに把握できるかにこだわっているという。
目標は1000組の夫婦を誕生させることだというから、その志は高い。
そんな代表・濱正行さん、カウンセラー・英子さんにインタビューした。
結婚相談所を始めたきっかけを教えてください。
濱英子(敬称略。以下、同)
前職は、ファイナンシャルプランナーをやっていたんですね。
ファイナンシャルプランニングは、90歳、100歳までに何をやっていきたいかをお聞きしながらお金の年表を作っていくんですが、
結婚ってすごい人生に与えるインパクトが大きいんです。
私はキャリアカウンセラーでもあるのですが、キャリアカウンセリングもファイナンシャルプランニングも結婚相談も、
切り離すことは出来なくて、どれも切り口が違うだけで大元の問題は同じだなと思いまして。
それで、こんなにインパクトが大きく、人を幸せに出来る結婚に関わる仕事をしてみたいと思ったのがきっかけです。
濱正行(敬称略。以下、同)
私は外資系企業に勤めておりました。結婚相談所業界については全く知りませんでした。
最初はできるのか不安なところもありましたが、自分自身結婚が遅かったこともあり、
自分の結婚の経験が生きるかもしれないと思い、結婚相談所を始めることにしました。
英子
始めるにあたって、色んな方の話を聞きに行きました。
その中で、夫婦で相談所をやることの良さを教えてもらい、二人でやっていく決意が固まりました。
では次に結婚相談所を経営する中でのこだわりを教えてください。
英子
一番こだわりを持っているのは、会員様とのコミュニケーションです。
常に会員様から今何を求められているのか、
会員様にこのタイミングで何をするべきか考えることにしています。
正行
今、うまくいっているのかいっていないのか、
モチベーションを保てているのかしっかり把握できるよう心がけています。
どれくらいの頻度で連絡を取ってらっしゃるんですか?
正行
事前に決めているわけではありません。
その方の性格や状況によっても、連絡を取るべきかどうかも変わってくるので。
結婚へのペースも会員様によりますから、ペースを含んでの対応も必要です。
会員様によって対応に仕方・頻度も変わってくるんですね。
英子
一つの状況をとっても、それをどう考えるとか、その後の行動の仕方は会員様によって全く変わってくるので、
いかに個々の会員様の個性を理解できるかが重要ですね。
うまくいかない時に、自分の感情といかに向き合っていただくかも重要だと考えています。
最初のイメージと活動を始めてからのイメージが違うこともあります。
イメージと違う時に、「こうしなさい」だけでは反発を招いて良い方向に行かない事もあるんですよね。
会員様が自分で気づいて自ら動けるようもっていくのが私たちに必要なことだと思います。
結婚とはお二人にとってなんでしょう?
正行
お見合いでも、友達の紹介でも、合コンでもすべては恋愛結婚だと思います。
出会い方は別として、今後いかに楽しみも苦しみも二人で乗り越えていくかが大切ですね。
結婚相談所というお仕事の醍醐味を教えてください。
正行
私たちを通して、出会い結婚して子供が生まれる。
またそうして会員様とのお付き合いが結婚後も続くことが素晴らしいですね。