Global Archコラム
2017.8.17
「トレーニング」と「休息」が体づくりの両輪
学生寮・社員食堂・介護施設の食事提供を手がけるグローバルアーチです。
磨きぬいた技を実現するための体づくりが、アスリートにとって重要なことは言うまでもありません。
体づくりをするために、トレーニングを行うわけですが、トレーニングの効果はすぐには現れません。
時間がたって現れてくるのは、アスリートの皆さんが実感しているところでしょう。
トレーニングによって破壊された筋肉や、疲弊した臓器は、休息のなかで、負荷に対する耐久性を高めるために、たくましくなっていきます。
しかし、たくましくなるためには、材料が必要です。無から有はつくりだせないのです。
食事こそが、休息時の回復の材料を摂取する方法なのです。
そのため、食事をしっかり摂ることが、トレーニングの効果を上げるために不可欠なのです。
練習強度と競技で変わる食事
食事をしっかりとるといってもやみくもに食べればよいというわけではありません。
確かに次の日も厳しい練習が控えている時には、積極的に炭水化物を補給しておくべきでしょう。
しかし休息日ならば、ウェイトコントロールのために炭水化物の摂取はいつもより控えめにしておくべきかもしれません。
また、人が一度に食べられる量は決まっています。
食べられる量のなかで、豊富に必要な栄養素を含んだ食事こそが、アスリートにとって良質の食事と言うことができるでしょう。
必要な栄養素は競技によって微妙に異なります。
心肺機能を苛め抜く場合には、やはり鉄分を。筋肉疲労が大きい場合には、タンパク質をといった具合です。
このように、練習の強度や競技によって、アスリートが必要とする食事は変わってきます。
バランスの実現は難しい
必要とする栄養素は競技ごとに異なるとはいえ、学生寮には様々なアスリートがいます。
競技ごとに食事を選べるようにすることは現実的ではないでしょう。
また、必要な栄養素といっても、その他が必要でないわけではありません。
栄養素は体のなかで複雑に絡み合って作用していますので、どれが欠けてもいけません。
学生寮の中で見ても、ひとりひとりの体の中でも、学生寮の食事にはバランスが必要なのです。
このようにアスリートが多数在籍する学生寮では、良質の食事を実現することは難しいのが実情です。
グローバルアーチにご相談いただければ、競技者の立場にたったご提案で、全体的なバランスがとれた最適なご提案をいたします。お気軽にご相談ください。